大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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時間切れ間際に行って来ました。
神戸市立博物館へ。
錦絵の黄金時代ー清長、歌麿、写楽
これだけの作品が日本ではなく、
ボストン美術館に収蔵されてるなんて!!!
錦絵と呼ばれる多色摺り木版画、
絵師の腕前もさることながら、
下絵を木に掘り込んで彩色するという、
気の遠くなるような名人芸に圧倒されました。
現在のエンタメ報道と同じように、時の人としての遊女の姿絵や、
役者絵など、有名人を見たいと思うのはいつの世でも変わらないのねと、納得。
日本画には動きがないという思い込みは、この絵で払拭されました。
金魚すくいしてるんです!!!
もう一枚、鏡を覗き込むおねえさんが
うつぶせの赤ちゃんに
あっかんべーしている
可愛い絵もありました。
浮世絵の人物は、
みんな同じ顔してる~なんて、
間違いでした。
役者絵にはそれぞれの個性があり、
作者によって、美人画の顔も違ってました!
この歌麿は、
大川を背景に
夕涼みする遊里のおねえさんたちです。
映画を見ているような遠近法で、
驚かされました!
すべての絵に描かれた人物の
着ている衣服の柄が
丁寧に書き込まれていて、
これらが彩色木版画であることに、
その細密さと彩色に驚くばかりです。
この文化度の高さ!
日本人ってすご~い!!!
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