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私、自転車愛好家です。
つまり、自動車の免許がないのですけど・・・
自転車は歩道を走ってもよいのです。
・・・確か、道路交通法で決まっているはずです。
で、自転車で歩道を走っていると・・・
その道は駅への通路で幹線道路の側道です。
公園の散歩道ではないのです。
狭い歩道に何人かの歩行者が横並びに、
道幅一杯を占領して歩いているのです。
なんとか追い越しの隙間をと窺うのですが、
ちんたら、たらたら雑談しながら、
急いでいるこちらの思いとは裏腹に、我関せずと歩いているのです。
あ~邪魔になる~どいて、どいて~ちょとは遠慮して歩いたらどうや~
・・・と思うのです。
チリチリチリとベルをならして、道を空けてもらいます。
一応礼儀上『すいません、失礼します』とは申します。
しかし、言葉とは裏腹に内心では、
『道幅一杯に横並びなんて常識のないやっちゃ、さっさとよけんかい!』
なんて思ってしまいます。
そして、鳴らしたベルの音に驚いて、
音のするほうへよけようとする歩行者を『鈍くさいやっちゃ!』と、
心の中で罵っているのです。
時には『あ、すいません』と
連れの歩行者を促して道を空けて下さる方もおられます。
が、大体はうるさそうな一瞥をなげて不服そうです。
反対に自分が歩行者の場合、立場は逆転、
一人で道の真ん中を歩いているときに耳元で鳴らされると、
『ここは歩道でっせ!邪魔なら車道を走りなさい!』と、思うのです。
あ~何たる自分勝手!
・・・しかし、私は数人で横並びなんてことは致しませんが・・・
そしておまけに、同じように鳴らされたベルの音に反応して、
その音のほうに勝手に体が動いてしまうのです。
われながら鈍くさい!とは思うものの咄嗟に音のするほうへ
よけてしまうのは何故なのでしょう?
何度も同じ経験をしながら、この反射作用は治りません。
ベルの音質がびっくり!を呼び起こすのでしょうか?
それともただの鈍くさい反射神経音痴?
声ならまだましかと、ベルを鳴らさず、『すいません、失礼します~』と、
声掛けにしてみました。
少し離れていると、自転車が来ているとわからないのでしょう、
大きな声を出さないと気がついてもらえませんでした。
何度も、『すいません、失礼します~』を繰り返すのがいやになって、
これはやめました。
多分耳のそばで急にベルが聞こえるので、そうなるのではないかと思い、
最近ではなるべく遠くからチリチリを鳴らし始めることにしています。
そして耳のそばで急にベルを鳴らす若い不心得者にも、
目くじらをたてないように努力しています。
おばさんは、そんなにすぐに飛びのけないのだよと、
心の中でつぶやきながら。
あ~それなのに、この私の心遣いも知らず、
狭い歩道を横並びでブラブラ歩きする人たちも、
信じられないスピードでチリチリと走り去る無法者も減りません。
困ったもんだ・・・