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大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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前回のウルウル困った事件についての再考。

ふりかえってみれば、
何故、私は横文字で歌うことを選んだのか?
美空ひばりちゃんが少女時代の私のアイドルだったのに、
何故演歌はいやで、外国産の歌を歌いたいと思うようになったのか?

みかん箱に乗って、ひばりちゃんの歌を歌っていたのに・・・
扇風機に向かって歌うとエコー効果が得られて、
歌い手気分に浸ってみたりして・・・

私の子供時代には、音楽に触れる手段はラジオのみ。
今上天皇のご成婚の中継を見たいがためにテレビが普及して、
ようやくテレビで音楽番組の放送が始まった。
NHKの『夢で逢いましょう』、これはあまりよくおぼえていない。
このころの紅白歌合戦では、演歌もジャズもラテンもシャンソンも、
分け隔てなく演奏され歌われた。

毎週見ていた民放の『シャボン玉ホリデー』。
そして大型画面のハリウッド製ミュージカル映画がやって来た。

“ WEST SIDE STORY ”
みかん箱にのって歌っていた少女は、
そのサウンドとドラマに圧倒されて、続けざまに7回見た。
レコードを磨り減るほど聴いて、歌は全部暗記した。

女子校の廊下を映画の真似をしてフィンガースナッピングしながらツーステップ、
お堅いご学友から跳ね上がりと白い目で見られた。

英語のセリフと歌詞を字幕の助け無しで理解したいがために、
英語を勉強した。知識が増え理解度が増すのがうれしかった。

今、私が歌ったり教えたりしている歌は
スタンダードと呼ばれてほとんどがこれらのミュージカルで歌われた曲だ。
これらの歌にはちゃんとドラマがある。

少女時代に摺りこまれた異文化へのあこがれが、
英語の歌に向かわせたのか・・・

YES,それはおおいにありうる。

しかしサウンドの面でいえば、日本民謡も子守唄も好きだ。

演歌は肌に合わない。
一番なじめないのは、メロディーラインだと思っていたけれど、
どうもそうではなく、その直截に過ぎる物言いのようだと思い当たった。

世に言う怨み節とかで、
苦しい~悲しい~と歌い上げるその歌詞に抵抗がある。
むき出しの感情をむき出しで歌われることが私の趣味に合わないのだ。

それは使用される言語が日本語で隅から隅まで、
具体性をもって理解できてしまうから。

私の考える歌とは、
歌詞として、一枚のフィルターを通して、
濾過され昇華され客観性を持つ普遍的なドラマ。

自身の体験を、歌うことによって追体験して自浄作用に使うべきではない。
自己憐憫や自己陶酔を目の前に繰り広げられたら、
聞き手はたまったもんじゃない!

幸い英語は自国語ではないので、
客観的にならざるを得ない。
言葉に埋没してしまう危険をはじめから回避できる。

だから英語で歌うことを選んだ・・・

ともすれば感情移入しすぎて客観性を維持できないという
自分の弱点をさらけ出したくない自衛本能のなせる業。
つまりある種のええ格好しい!

昨夜の失態は、日本語詞を歌うことによって、
そのガードがはずれ、もろくも自分に負けた大失態。

昨日自分の歌に反省しきりでテレビをつけたら、
画面はたまたまFOXテレビの“AMERICAN IDOLE ”だった。
Harry Conick Jr が出場者の女性シンガーにアドバイスしている場面で、
『君は、この歌を特別にイメージしている何かがあるんだね』
『観客にはそれぞれの聞き方があるから、
聞く人が自由に解釈できるように客観的に歌うことが必要だ』と
それこそ今私の思ってることを代弁してくれてました。

カラオケで自分のためになみだ歌を歌うならかまいませんが、
誰かに聞かせるのなら、この鉄則ははずせません。

昨日の私は最低!でした。
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自己紹介:
枇杷、桃、蓬はもう一生食べられないアレルギー体質の私。
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