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冷房嫌いの私、
ここのところの雨と湿気で、
小学校以来お目にかかったことのない
あせもが首筋にできてしまいました。
そこで恥ずかしながら、
襟足を刈り上げてもらいました。
毛髪がもっと柔らかければ、
頭全体を刈り上げたいくらいです。
あ～すっきりした～！
頭が軽い～！
ショートヘアにすると、ホンとにラクチンです。
涼しいし、シャンプーも楽！
しかし困ったこともありました。
悩み多きころ、円形脱毛症に何度かお世話になりました。
ある日シャンプーしていると、
後頭部の地肌に指先が直接触れる感触が・・・
後頭部なので、バカボンに見てもらいました。
『あっ、毛が抜けてる！』
『えっ～？』
合わせ鏡で毛をかき分けて見てみると・・・驚愕！！！
うっそでしょう！！！
500円玉くらいの大きさのつるつる地肌が
後頭部に見えるではありませんか！！！
ハゲ！・・・です！！！
そのすぐそばにも1円玉ほどの小ハゲが！
ギャー！！！
あの時の衝撃は言葉になりません。
円形脱毛症という話は耳にはしていましたが、
まさか自分の身におこるとは・・・
ある男性ピアニストからやはり同じ症状で、
地肌に直接注射をしたという話をきいたことがありました。
注射でも何でもよいから・・・と、皮膚科に駆け込みました。
受付で症状を話すと、
看護士さんは声をひそめて、
『大丈夫ですよ、治りますからね』と、
まるで壊れ物でも扱うように親切、丁寧です。
救急で来てもこんなに親切にされたことはないのに・・・と
その対応にかえって面喰らいました。
脱毛が患者に与えるショックはこんなにも大きいということなのか・・・
幸い頭皮に注射することもなく、
塗り薬で毛は生えてきました。
何故急にこんなことにという質問に、
医者は『分かりませんが、ストレスで起こることもあります』
という返事でした。
前述のピアニストから『治っても、何度も出来て困った』と
聞いていたので、それも質問すると、
『必ずしも、そうではありません』
でも彼の言ったことは正しかったようです。
それからも二度ほどほとんど同じ場所に、
なじみの円形ちゃんが出現しましたが、
慣れとは恐ろしいもので、
あわてず残っていた薬を塗ると、また治癒しました。
そのうち症状が現れると、
それで自分の精神状態を測るようになりました。
自分では、それほどまいっているつもりもないのに、
身体は正直に反応するということも学習しました。
そのころには、
ショートヘアにぽっかり空いた地肌を隠すために、
髪に塗る白髪染めを購入、地肌に塗っておきました。
今のように刈り上げ君ではまる分かりですが、
地肌に白髪染めを塗って、
上からトップの毛をかぶせればなんとか大丈夫でした。
今回刈り上げ君にする時も、
しっかり後頭部を確認したことは言うまでもありません。
最近円形ちゃんが出没しないのは、
色んなことに鈍感になって、お気楽になったからかしら～・・・
発表会準備で、しばらくお休みしていたスイミング。
期待に胸おどらせて行きました。
何を期待したかって・・・？
決まってるじゃありませんか！
ほこり、埃ですよ、サウナルームの！
『親会社にいいつけてやる～！』と息巻いたあれから、すでにもう2週間は経過、
その間こちらは忙しくて確認の暇も無く・・・というよりは、すっかり忘れておりました。
発表会の興奮もようやく治まって、日常に戻り・・・思い出したのです。
長谷川町子描くところの『いじわるばあさん』に変身した私。
もしまだ掃除してなかったら、ただじゃ済まないからね！～と、
暴れ好きのいじわるばあさんは、
証拠保全用に、携帯と綿棒と小さい密閉袋をスポーツバッグにしのばせ、
イソイソと出かけました。
もしまだ埃が放置されていたら、携帯で写真を撮り、
綿棒で埃を掬い取り、密閉袋に入れて本部へ郵送してやる～！
あ～期待は完全に裏切られました！！！
埃はきれいに掃除され・・・
しかしあまりに長く放置されていたためか、埃を擦り取ったあとが、
サウナルームの床の四辺に白い帯になって残っていました。
前回誰も入っていなかったサウナにいっぱいの人が・・・
埃の存在を知ってか知らずか・・・な～んか拍子抜け！
誰も自分じゃ暴れずに、その結果だけは享受する訳ね！
まっ、世の中そんなもんか・・・きれいになっただけましとしよう・・・
いじわるばあさんの孤独が身に沁む夜（？！）でした。
ふと目を開けたら、目の前に！！！
せみ、セミ、蝉君がお散歩中！
冷房のせいか、
飛び立ちも出来ず、
前の座席の背もたれを
行ったり来たり・・・
座席にお座りの女性客のお邪魔にならぬよう、
遠慮がちに昇り降り・・・
君、君、六年から十数年も地中にいたんでしょ？
その上、地上に出ても1ヶ月も生きられないんでしょ？
こんなところで、油売ってていいの？
次の駅で降りなさい。
外はいい天気だよ。
箱の中からじゃなくて、広い空を飛んで、世界を見ておいで～！
若い友人の話です。
小学校のとき、ちょっと変わった子だった彼女は、
クラスでいじめられてられていたらしいのですが、
本人はいじめられていることにも気づいていなかったのだそうです。
ずっとあとになってわかったことですが、
担任の女性の先生はそれに気づいておられて、
本人の頓着せぬほがらかな様子に水をさすようなことはせず、
じっと注意深く見守ってくださっていたのです。
、
ある日、国語のテストで難しい漢字の読み方の問題が出ました。
設問にはこの漢字を読みなさいとあったそうです。
彼女にはちんぷんかんぷんで全く読めない字ばかりでした。
ひとつでも読めていたら、読み方を書いていたのでしょうが、
全く分からなかったので、答案の最後に小さくこう書いたそうです。
『読みました』
いくら小学生でも、
これが叱られるに値する行為であることは分かっていたので、
答案の返される日には、きっと０点がつけられて、
よびだされて叱られるにちがいないと、
小さくなっていたそうです。
名前を呼ばれて答案を受け取るときに、
先生は何も仰いませんでした。
点数のついていない答案用紙には、
『読みました』の下に、こう書いてありました。
『聞こえません』
私もこんな先生に受け持ってもらいたかったなあ・・・
定期的に通う病院のそばに,
これができてました。
誰でも利用できるベンチです！
病院が薬を出さなくなって、
調剤薬局というものが、
医院や大きな病院のそばに,
多数開店ました。
この薬局は自分の店の営業面積を削って、
店の外側に屋根のある自由に座れる場所を作ってくれたのです。
こんな親切な薬局ははじめてです。
この私のかかりつけ病院のそばには、
すでに数件の薬局ができていて、
後発のこの薬局も何か特徴をだす必要があったのでしょうが、
これには感激しました。
病院から最寄り駅まで帰る人達が、
午前中から午後の早い時間まで、
１時間にほぼ１本しかない便を,
待つ姿が見られます。
特にこの梅雨の期間など,
老齢の方（私じゃないよ！）は、
傘をさして長時間立ったまま待つのは,
辛いことと思います。
私も先日、利用させてもらいました。
我々のように奥ゆかしい（？）大人たちは、
ここで薬を購入していないので、 遠慮がちです。
じゃんじゃん降りの雨の中、
『座ってもいいのでしょうか？』と私に聞かれるご婦人がおられました。
『どうぞ、どうぞ、私もここでお薬買ってません』と、気を楽にしてあげました。
そしてなが～いバス待ちの間、お互いの病院歴に話の花が咲きました。
いや～、実に立派な薬局魂！です。
ごめんね、お宅で買わないで。
新しく病院通いする方は是非ここでお薬買ってあげてね！
第一薬局！第一薬局！第一薬局！だよ～