♥ おかんは自転車窃盗団？！

さすがは法治国家、日本！

二ヶ月に二回の不審尋問！

またまた我が家の誇る老朽自転車オレンジラッカー君が、
お巡りさんに停止を命じられました。

時間は11月18日午後三時過ぎ、
場所は我が家とほど遠からぬ商店街の入り口。
幹線道路と交差する駅近くのメインストリート、
買い物客が行き交う歩道での信号待ち中でした。

真横に立った背の高いお巡りさんが言いました。
『防犯登録は？』
前回のときより、単刀直入。
『あなたの自転車ですか？』とも聞きません。

私は黙って、自転車を降りて
自宅のある共同住宅の登録証の貼ってある場所を指し示しました。

『先月も止められたんですよ！』
『二ヶ月で二回も止められるのは、
うちの自転車がボロだという証拠ですね』
と、にんまり笑う私。

『いや、それは・・・』
『防犯登録が見えなかったので・・・』
『盗難が多いので・・・失礼しました・・・』
・・・そそくさと行ってしまわれました。

警察官が職務に忠実なのはよく分かりました。
よくパトロールされているから、我が家の哀れな
オレンジラッカー君が二度も止められるという憂き目に
遭うわけです。

が、しかし自転車窃盗を試みる人間が、
こんなボロ自転車を盗みますか？

転売を目的としてなら、当然より新しくきれいな車体が望ましいでしょうし、
自分の足にするために盗むとしても、前後にカゴのついたママチャリで、
おまけに途中でラッカーを塗り止めたため、著しく不細工で目立つ車体を
わざわざ盗んで昼日中に乗り回しますか？

今日は、後ろカゴにはクリーニングを終えた羽根布団を積み、
前カゴには食料品を積んでおりました。　　　　　　　　　　　　　　　　


盗難自転車で白昼堂々盗んだブツを運ぶ、
主婦強盗にでも見えたのでしょうか？

前回のようにサングラスをかけていたら、
もっと怪しく見えたでしょう。


さすが、法治国家日本！