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大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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 今朝の新聞を読んでいて、
脚本家の大石 静さんのコラムをみつけました。

『掃除が結ぶ信頼』という見出しがついていて、
今や演劇界で確固とした位置を占める二人の女性の、
出会いから30年に渉るその信頼関係の有り様が、
短い文章でいきいきと綴られていました。

お互い、
マイナー劇団の主演女優と下っ端女優として知り合った頃、
大言壮語する男性団員はいざとなると下働きはさぼるが、
この二人だけは3K仕事を厭わず、まじめに掃除をした・・・と。

その後、二人で劇団を旗揚げし、
紆余曲折を経た現在では、
お互いに女優になることはあきらめたが、
もと主演女優は劇作家・演出家として、
下っ端女優であった大石さんは脚本家として生きていて、
変わらぬ信頼感で結ばれている。

仕事における才能という点では、
もちろん敬意をだいているが、
お互いに対する掛け値なしの信頼がどこから来ているかというと、
それは多分、遠い昔、
掃除をさぼらなかったというところではないか・・・

『人が人を信じられるかどうかは、才能よりずっと手前にあると思う』
と書いておられます。

ほんとにそうだな〜と続きを書こうと思いつつ、
またまたコンコン咳と思考をも吹き飛ばす大くしゃみ、
だらだら鼻水攻撃に襲われて中断。
12月23日のことでした。

気付けばもう今日は、明けて2011年1月11日ではありませぬか!?
正月も早や過ぎ、今日は十日戎、いえいえ残り福の11日。
町には福笹を手に、道行く人が目につきます。

ブログの長い中断を、数少ない貴重なファンの皆様にお詫びします。

なあにぃ〜謝らなくてもいいって?
誰も期待してないからって?

ただの風邪と勝負して負け続け、年末年始を鬱々と過ごした私。
でもそれなりに、考える時間はたっぷりあったから、
それなりに又、書きますわよ!

つたない私のブログを読んで下さる皆さん、
本年もどうぞよろしくお願いします。
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12月12日(日)のケイズクリスマスパーティーの写真、
ケイズのホームページにあげました。
また見といてくださいね!

ほとんどおぼえがないにもかかわらず、
元気な顔して歌ってる?親方?!

パーティー終わってから来て、
一人でしっかり演奏して、
しっかり飲んで食って帰った猛者の写真も・・・

ひとかけらも食べられなかった美味しそうなお料理の数々!!!
写真みて思い出して、あ~、ぐやじぃ~!!!

リラックスして楽しんでるみんなの顔!

雰囲気は暖かくて、気持ちよさそう~です。

今回は親方の他に風邪っぴきが二人も出て、
やはりダウンして参加できませんでした。

健康が一番!とにかく健康!っね!!!

お片づけ済んでからまだ盛り上がってる私達です!
・・・ホントハネ・・・オヤカタハネ・・・ハヤクカエリタカッタンダヨ・・・

ダレダ!ウシロデピアノナンカヒイテ、モリアゲテルノハ!!!
c1be3a27.jpg
 風邪ひきとはこんなにしんどいものだったのか?

前夜からの咳で喉が痛がゆい、鼻水は止めどなく流れ、
身体がなんだかだる〜く重い。
いいお天気で暖かいくらいなのに、時々ぞぞっと寒気がする。
まだ熱はない。

ケイズ冬のイベント、クリスマスパーティーまでに
ねじ伏せてみせましょう!・・・と、
とっておきの荒療治を試みました。

(1)まず自分の体調がこれに耐えうるか冷静に判断する
・・・うむ、十分な栄養状態! 太り過ぎの声も・・・

(2)ぬるめの風呂につかり、ビールを飲む。

(3)追い炊きしてつかっている風呂の湯の温度を上げる。

(4)徐々に体温が上がってきて、汗が出始めるまで我慢。

(5)十分に体温が上がったら、風呂から出て身体を拭き、
Tシャツやパンツなどを何枚も着込む。

(6)スポーツドリンクを死ぬほど飲んで、解熱剤を服用、
暖めた布団にもぐりこみ、Tシャツがしぼれるほどの汗をかく。

(7)汗をかいたら、衣類を着替えまたスポーツドリンクを飲んで
汗をかく。

数年前まではこれを三回くらい繰り返すと熱が下がってすっきりした。

この方法はロードに出た時の、
ジャズピアニスト山下洋輔氏の風邪克服法。
彼の本で読んで試してみたら、若い頃は確かによく効いた!

しかし今回はちょっと様子が違って、
布団に入っても、一滴も汗が出て来ない!
熱は上がって39度!!!
こんなに水分とってるのに〜!!!
熱が体内にこもって、身体は熱いのに、
その間もざわざわ、ぞぞっと寒気がする!

ペットボトル一本半もお水飲んだよ〜!

ざわざわ、ぞぞっに悩まされながら数時間、
ようやく汗が出始めた。

しかしTシャツを濡らすほどではなく、
ほんのおしめり程度、
汗ではなくトイレに通うことしばしば。

熱は下がって37.8度。
さっぱり汗は出ず、トイレにお百度。

その間も、咳はコンコン、鼻水ドバドバ、
鼻が詰まって息ができない!・・・と、
作戦は失敗!!!

内科医の処方で抗生剤と消炎鎮痛剤投与し始めるが、
喉の炎症はひどくなる一方で、痛みで水も飲めなくなる。

薬のせいか、菌のせいか下痢がはじまる。

こりゃだめだ!と耳鼻科に駆け込むが、
大病院の耳鼻科は直接的な患部への治療をしてくれない!
痛い患部になんか塗ってくれよ〜!

咳と咽頭痛と下痢で、
遠くのかかりつけの音声医院まで行くパワーがないんだよ〜!

耳鼻科の処方薬は痛みを和らげたけど、
下剤をかけたような強烈な下痢を引き起こした。

飲んでも食べても、ちょっと動いてもダメ。
もう寝ているしかありません!

でもその処方のおかげか、菌が排出されてしまったのか、
薬を飲みきった五日目にして下痢は小休止。

ようやく寝たきりから、解放されました。

荒療治はもう止めます。

こんなにつらかったのに、痩せてないのは何故・・・?
 12月12日(日)
恒例のケイズクリスマスパーティーでした。

最近では身内の忘年会という、
気の置けない集まりになってきて、
小さなライブスポットで開催しています。

ホテルの大広間を借りてやってた昔が夢のようです。
バブルだったのね!

今年は北新地のミュージシャンご夫妻のお店をお借りして、
飲み物、食べ物手作りで持ち込みました。

いや〜来年はやっぱり宴会パックにしてもらおうっと・・・

ご夫婦のご好意で、
好きなように使って、好きなだけいていいよ〜と。
グランドピアノがあって、
小さなステージに音響照明も完備、
ありがたかったのですが、やっぱり火元、水回り、
後始末に神経つかいました・・・

おまけに、10年に一度というくらいの大風邪ひいちゃって、
立ってるのがやっとなのにぃ〜、にっこりしろってかよ〜!!!

うちのメンバーは誰もが適材適所に、誰が割り振る訳でもなく
さっさと立ち働いて、食事からお酒までとっとと宴会すすめてくれて、
な〜んの心配もないし・・・

親方はステージ進行の目配りだけなんだけどね・・・

ちゃんと司会、進行したつもりだけど、
熱があってほとんど憶えてないのよ〜

ただ、みんな上手に自分たちで遊べるようになったなぁ・・・
楽しそう〜・・と遠くの方から声が聞こえてた感じ。

毎回テーマを決めて、歌ったり、演奏したり、
今年は“My Boom!”・・・
つまり自分の好きなものなら何でもありね!

そうそう、真冬のハワイアンっていうのもありましたね!

CMソング特集も面白かったし、アニメソング特集もやりました。

発表会より宴会のりで気楽だから、
みんな歌も演奏も緊張しないでのびのび!

参加する人たちは、誰に言われるまでもなく、
みんな自分で自分の楽しみ方を見つけてしっかり楽しんじゃう!

面白いことはちゃんと自分で見つけてくる。
個人としてしっかりしてて、外からの意見に左右されず群れない、
個人主義だけど、利己主義じゃない!
進行中のイベントを楽しくしようとちゃんと足並みを揃えられる。

親方がふらついても、過剰な気遣いで場を白けさせない。
それぞれの役目があることをみんな社会人として分かってるから。

今年も楽しかったよね〜

宴会の後片付けしなきゃならないと、
ちょっとテンション下がるかもね・・・

おまけに親方風邪っぴきで、
二次会になだれ込めなかったのは、大分減点かな?

やっぱり、来年は宴会パックだね〜




 今日は、古くからの友人のご主人のご葬儀に参列しました。

11月初旬に、ばったりと駅前で『久しぶり〜!』と出会い、
立ち話でご主人の入院を知らされました。

病状は厳しいと聞いて、絶句しました。

近くに住んでいるにもかかわらず、
お互いの暮らしに接点がなく、
ここ十年近く、道すがらの立ち話しかしていませんでした。

『元気〜?またね〜!』が合い言葉。

便りのないのがよい便りとはよくいったものです。

彼女と出会ったのは、私がまだ駆け出しのSingetとして、
ライブハウスで歌い始めたころでした。

彼女は当時大阪ミナミで有名なJAZZ LIVEで、
ブッキングのお手伝いをしていたのです。
20才になっていなかったかもしれません。

尖ったマニアックなミュージシャンに囲まれながら、
若いのに独特のユーモアのセンスがあって、気が合いました。

当時そのLIVE HOUSEには海外からの来日ミュージシャンが、
アフターアワーでよく遊びに来ては、プレイしていました。

中には、相手かまわず女性に声をかける不心得者もいて、
ある日、大物プレイヤーのグループのドラマーが、
彼女につきまとっているのをみて、
『これは危ない!』月光仮面(古い!)と化した私は、
その白人ドラマーをシッ!、シッ!と追い払ったのでした。

その時の彼女の言葉が忘れられません。
『ツルカメ、鶴亀!』

大爆笑しました。

それから、彼女の実家のある町に私が転居することになり、
親しい付き合いがはじまりました。

あれから数十年、たがいに親になっても、
私にとっての彼女はいつまでも歳若い後輩の“ヨシコちゃん”のままです。

お葬式はきらいです。
できれば参列したくありません。

亡くなった方に哀悼の意を表するのに、
決まりきった形式に従う必要はないと思う部分もあります。

またそれとは別に最近では、
そういう悲しみの場に身を置きたくないという、
切実な思いがあります。

今や結婚式やお祝い事はまわりに少なくなり、
昔なじみの懐かしい顔に接するのは、お葬式・・・です。

何回か葬儀場でのセレモニーに参列するうちに、
不謹慎かもしれませんが、持ち前の批評家癖が頭をもたげ、
こういう葬儀はまっぴらだと思うようになりました。

今日もまず、
葬儀場の式典進行係のまるで節をつけたようなくさい語り!

普通にしゃべれんか!!!
気持ち悪いわ!!!

案内係のきれいなお姉さん、
無理やりまっすぐに反らした背中で、
両手を前に一文字に組んで、デパートガールのように一礼!!!
普通のお辞儀でええやんか!!!
心がこもってるように見えへんわ!!!

しかし、今まで参列したどの葬儀よりも
心を打たれたのは、喪主である“ヨシコちゃん”の長男の
あいさつでした。

親族があいさつのために並び、
チラホラと伝え聞いていた家族の近況を、
思い起こしつつ見ると、
眉をそって頭を刈り上げたヤンキー風の次男は、
喪主挨拶の間、涙を堪えきれず声を殺して泣いていました。

長男のあいさつ、
『本日はお忙しい中、ご参列いただきましてありがとうございます。
・・・・・あまり帰って来ない父でしたが・・・・・・・・・・
・・・・僕達もすっかりそれを受け継いでしまいました・・・・
・・・・皆様本当にありがとうございました。』

家庭内の諸事情を漏れ聞いていた友人、知人にはそれで十分でした。

これほど簡潔で雄弁な挨拶ははじめてです。

あちこちからすすり泣きが聞こえてきました。

ご主人はこうして送られて幸せな方だと思います。

ご冥福をお祈りします。





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枇杷、桃、蓬はもう一生食べられないアレルギー体質の私。
アレルゲン山ほどの世の中で、
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アレル(荒れる?)バスター、
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