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大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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 二日ぶりの晴れ間です。

鼻歌まじりで自転車置き場へ・・・

あれれっ?・・・どこだっ?

うっそ〜!
オレンジラッカー君がいないよ〜!
またどこかに置き忘れた〜?

数回の恥ずかしい顛末を経て、
『盗られた〜!』と騒ぎ立てることはひかえて、
記憶をたどります。

昨日、一昨日は雨降りでした。
自転車には乗りませんでした。

その前日、つまり三日前はというと・・・

駅前の銀行に駐輪、そこから所用でバスに乗車・・・

あ〜っ! 
帰りは車で送ってもらい、すっかり愛車のことを失念。

ドタバタと停めたはずの駅前の銀行へ・・・ないっ!
最愛のオレンジラッカー君の姿は見当たりません!

前回の行方不明時には数十メートル先の道ばたに移動してた、
ひょっとして今回も・・・ないっ!

あんな不細工なママチャリを盗む人がいるとは思えぬ!
きっとどこかに移動させられて、ママのお迎えを待っているに違いない!

 銀行の表、裏道、スーパーの前、
考えられる側道を探しまわるワタクシ。

出来の悪い子ほど可愛いのたとえ通り、
何度も行方不明から帰還した器量の悪いオレンジラッカー君には、
切っても切れない縁と愛着があって、あきらめきれません。

昨日までの二日間は雨だったので、
お上の営利誘拐自転車狩り(スイマセン)で連れ去られたはずはない。
今度こそ誰かにカドワカされたのかも・・・うぇ〜ん!

そんなはずはないと思いつつ道路を横断、道ばたを見て歩くと、
雑多な不法駐輪自転車の車輪の下に白い紙が!

この場所に不法に駐車された自転車は、
お上の逆鱗にふれて4月22日拉致したによって、
身代金を支払い取り返しなさいと書かれてあります。

もう二度と我が子に会えないかもと思いかけていたので、
かどわかしたのがお上と分かって一安心。
お金払えば返してくれるのね、あ〜よかった・・・


 
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 去年もお花見と桜のことを書きました。d35f58fb.jpg


ソメイヨシノと八重桜の
比較などして、
のどかな春でした。



今年も遅ればせに咲き始めた
我が家のそばの孤高の八重桜。

9351f932.jpg

去年と変わらず
桜としての使命を
精一杯咲く事で、
全うしています。





世の中がこんなに変わってしまっても、
そこにただ存在することで、
見るものを慰めてくれます。


震災後の東北にも桜が咲き始めました。
瓦礫の中に一本だけ残って咲いているけなげな姿に勇気づけられるのは、
私だけでしょうか?


23d35aa2.jpg


花々の美しい季節がやってきます。







65068428.jpg   


姫りんごの花です。










7d257f47.jpg


これは何と言う花でしょう?


ご存知の方教えて下さい・・・


この花の名前は『花みずき』でした。
 三年ぶりの夙川です。            46dc0db4.jpg

4月9日(土)
前日からの雨がようやく
上がりました。

二日続けての雨にたたられて、
例年ならば
身動きのとれないほどの花見客で
ごったがえすのですが、
今日の夙川は比較的に空いています。

今年は寒かったので、
開花もすこし遅めでした。
まだ八分咲き、満開ではないようです。


752f247f.jpg

右隅のブルーシートは
お花見の場所取りです。

例年なら大宴会が
始まっているはずですが、
今年は雨のためか、
自粛ムードのためか、
出足が遅いようです。


東京では東北の大震災で、
お花見まで自粛する雰囲気のようですが、
そんな時だからこそ、
今現在の美しい自然を愛でておかねば!!!


16年前の阪神淡路大震災時にも、
家を無くして避難所暮らしを経験した友人と、
まだ小学生だったバカボンと三人で、
ここ夙川に夜桜見物にきました。

たしかまだ地震後の復旧が完全でないという理由で、
この夙川沿いはお花見自粛になっていたのではないかと思います。

夜桜見物のためのライトアップもなく、
ほとんど真っ暗な中で、地震でつぶれた家々が、
歯の欠けた櫛のように隙間を空ける土手から、
変わらず咲き誇る夜桜を眺めました。

同じ思いの人はやはりいるらしく、
暗がりの中でも、『がんばれ神戸』と大書したボードが、
桜の木々の間の夜空に踊っていて、
そこここに少人数ながらも花見の宴が開かれていました。


夙川からのお花見コースである
満池谷の公園に、
震災で亡くなられた方のお名前を彫った
慰霊碑が建っています。                      e951c2f2.jpg


そして、当時の避難所であった
体育館の写真も
公園内に残されています。


一緒に夜桜を見に行った彼女も、
この写真に写っています。







2d65c036.jpg

いつか東北にも、
こんなに困難な時期を乗り越えて来たね・・・
と振り返る春がやって来ることを、
心から祈っています。

4cb84093.jpg地震にも津波にも放射能にも負けず、
また春がやって来ました。

開花情報では関西の桜は、
まだ一分から三分咲きというところでしょうか・・・

3週間余も悲しい光景を見続けて、
きれいなものを見たいと、
自転車をキコキコして今日やっと見つけました。

幼稚園の園庭の桜は何故かほぼ満開です!

去年は京都でお花見しました。

今年は個人的理由でお花見ツアーをパスしてしまいました。

自粛なんかしちゃダメよ!
被災してない我々がしっかり日常生活を維持して、
これからの東日本を支えるのよ!・・・と大見得を切ったのに、
あまりに感情的に入れ込んでしまったがために、
感情移入型震災シンドロームに罹患してしまったのですね、きっと。

実際、役に立つなら福島原発の冷却作業のお手伝いに
行きたいと思いました。
自分にはもう残りの人生に格別の執着もないし、
これから結婚して子供を持つ可能性のある若者は行かせたくない!
・・・子を持つ親としての当然の思いだと考えます・・・
若者はこれからの日本を支えて行かねばならない大切な人材です!

無理無理!スキルもなく役に立たないから、足手まといになるだけ!と、
外野から揶揄され、それもそうだと納得。

本来なら当事者ではないからこそ、
悲しみと悼む心は共有しても、
状況を冷静、客観的に判断できるはずなのに、
別件での身近な人間の生死にかかわる問題がそこにからんで、
どっぷりと悪い循環にはまり込んでしまいました。

大きな災害がおこり、心を揺さぶられる、
同時に自分のまわりにも別の災厄がふりかかり、
ストレスは倍増、精神的な自縄自縛状態。
しかしながら生活の核である家族や身内は大切だけれど、
ただただ内向きになって、個人的な感情に埋没してしまってはダメ!
人は社会の中で生き、また生かされていることを忘れてはいけない!・・・と、
ここ数日頭のなかで警報が鳴っています。

どうもこれではまずいなと、気付かせてくれたのは、
友人からの電話でした。
今回の震災について、政府に怒り、東電に怒り、
自衛隊に感謝し、日本人の我慢強さと高潔さを誇り、
子供達のけなげさや救援に向かう消防隊や東電の下請けの
名もない勇気ある人たちを讃える長電話でした。

そして何回目かの電話で、彼女はナーバスになって、
こう言ったのです。
一年程前から、たまたま残っていた古米を、
ベランダに飛んで来る雀に撒いてやっていた。
自分としては、ちょうど大切に育てた愛犬を失ったばかりだったので、
供養のようなつもりだった。

ちょうど一年が経ち、古米も無くなり、
自分自身の気持ちにも整理がついたので米を撒くのを最近やめた。

ところが古米を撒き止めても、今年になって生まれたらしい小雀たちを含めて、
日に何回も彼らが飛来して、ちょーだい!ちょーだい!とせがむ。
どうしたらいいのか、自分は彼らの生態系を壊してしまったのか?
米をやらねば、小雀はえさの取り方も分からず死んでしまうのではないか?
と、泣き出さんばかりです。

人一倍感受性の強い彼女らしい心配の仕方ではありますが、
あまりにもナーバスで脅迫神経症ぎみの訴えです。

大丈夫、彼らは野生だから、ちゃんとえさは他で見つけるよ。
あなたが飼ってる訳じゃないから、他にもえさ場はきっとあるはず、
心配しなくてもいいよ・・と。

その話を聞いていて、先日来の彼女からのハイテンションな
震災関連の電話の内容を思い出したのです。

『震災シンドロームだね』と言ってしまいました。
あまりに深く共感しすぎて、そこから抜けられなくなって、
精神的にコントロールを失いかけているように思えたのです。

彼女は否定しましたが、すっとクールダウンしたように思えました。

大きな災厄は当事者だけにではなく、影響を及ぼすようです。

きれいなものを見たくなって、
自転車でキコキコ走ったのは、私なりの病からの回復の兆しだと思います!








この度の震災の呼称がまちまち、気象庁は東北地方太平洋沖地震、
その他マスコミでは東北沖大地震、東北三陸沖大地震、東日本大震災、
NHKでは東北関東大震災と呼んでいます。

何かと批判の多いNHKですが、
今回の被災に関してはやはり一番公正で、冷静、速やかな報道という点で、
信頼に足るということが立証されました。

特に原発報道に関して、NHKの水野解説委員の姿勢は、
危機に瀕した際のスペシャリストとしての典型を見る思いがします。
政府や東電、保安院などの発表の歯痒い部分を、冷静、明瞭、簡潔に解説、
時に鋭い指摘などもあって、政府の御用報道機関との批判を受けるNHKの
中立性を裏付け、報道の信頼性の回復に役立っていると感じられます。

Netの普及により政府発表よりも外国メディアからの情報が、
Twitterを通じて素早くもたらされる現状は、
あるフリージャーナリストの例えて言うところの『政府大本営発表』を、
鵜呑みにすることを許しません。

確かにチェーンメールなど流言飛語の存在も無視できませんが、
情報の取得が一般市民に平等に開放されている現在において、
情報の取捨選択は個人の良識の範囲で可能です。
Twitterで見つけた原発関連の情報です。
sites.google.com/site/reportfujibayashi/

震災から9日を経て、被災者支援、原発問題ともに
依然楽観できる状況ではありませんが、
東京の計画停電など被災地以外にも地震の影響は及んでいます。

この1週間あまり、情報の渦に巻き込まれ、あまりの状況の悲惨さに
落ち込んでしまいました。
欲しいものを食べ、お風呂に入り、暖かい部屋で寝る、
その度に心が痛みました。

しかし今、被災地以外に居住する私達にできることは、
緊急時のできる限りの人的、経済的な支援はもちろんですが、
被害の甚大さに立ちすくむことではなく、休まず日常の生活を維持し、
復興のために精一杯の経済的な歩みを止めないことだと自覚しました。

この先我々日本人は、何十年というスパンで政治、経済を立て直さねばなりません。

この震災は、忘れられようとしていた日本人のアイデンティティーを、
取り戻せるかもしれない機会です。

これを是非読んで下さい。
blog.livedoor.jp/magnolia1977/archives/52018307.html


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びわももよもぎ
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自己紹介:
枇杷、桃、蓬はもう一生食べられないアレルギー体質の私。
アレルゲン山ほどの世の中で、
負けずに闘う
アレル(荒れる?)バスター、
ここにあり〜だぞ!!!
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