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大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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渡米1週間前に車に跳ねられたバカボンは、
ようやくニュージャージーに住まいを見つけました。

事故のあと、全治2週間で本当に治るのか?と危惧しながら、
松葉杖で病院に通い、航空券をキャンセルし、
当座の落ち着き先もキャンセルし、
保険会社と交渉し、航空券を取り直し、
落ち着き先も予約し直し、松葉杖を返却して、
負傷した膝をかばいつつ大きなトランクと荷物を担いで、
1週間遅れで発って行きました。
殆どの交渉はネットで済みました。

ネットで買った一番安いチャイナエアラインは、
台湾からの乗り継ぎで、
台湾人の家族連れと隣り合わせ、
子供が騒ぐので殆ど寝られず、
ケネディ空港では、
白タクのおっちゃんに拉致されかかり、
ようやくマンハッタンに到着しても、
投宿先がホテルではないため、
住居表示が見つからず、
荷物をかかえての珍道中。

しかしながら、その顛末は
リアルタイムでSkypeを通じて報告されました。

私がはじめて一人でニューヨークに行ったときは、
1ドルが240円。
今の約三倍です。
その当時一番安かったコリアンエアラインで、
成田発、韓国経由、アラスカ回りでした。
関空はまだありませんでした。

『空港に着いたら電話下さい、迎えに行きます』
と滞在先にいわれていたのに、
アラスカでいけずなアメリカ人のおばさんから、
コインへの両替を拒否されて、
電話しようにも、小銭がありません。
携帯のない時代です。

おまけに、到着は深夜です。
到着ロビーから旅客はどんどんいなくなります。
半べそかきながら、
通りすがりの白人のお兄さんをつかまえて、
『電話かけたいの〜! 小銭ちょうだ〜い!』と、
訴えました。

掛けた電話のオペレーターの言ってる言葉が聞き取れなくて、
『なんて言ってるの〜?聞いて聞いて〜!』と、
すがりついたら、よっしゃとやってくれました。
若さゆえ・・・ですね。

ネットが普及して世の中が様変わりしました。
現地の情報も現地の日本語のサイトで瞬時に確認でき、
安いエアーチケットも宿泊先もチェックできます。

高い国際電話を利用せずに、ビデオ通話ができるなんて、
子供のころには空想科学映画の出来事でした。

おまけにiPhoneでは、Skypeがなくても
facetimeで顔をみながら携帯で話せます。

愚息の行動を危ぶむ親バカには朗報です。

試しにfacetimeを使ってみたら、
仕事中のバカボンにかかってしまい、
『ぎょっ!おかんや!』と日本語を口走っておりました。
今頃は、iPhoneを買って後悔してるかも・・・です。







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4cd33724.JPG
初代オレンジラッカー一世号の
引退にともない、
二世号の登場です。


二世号登場の裏には疾風怒濤の
この二ヶ月が
からんでおります。



お上にかどわかされても、
行方不明になっても、
いつも笑顔で戻って来てくれた
いじらしい初代だったのですが、
とうとう年貢の収め時が来てしまいました。

オレンジラッカー一世号は、
アメリカ武者修行に旅立つ1週間前のバカボンを乗せ、
淀川にかかる大橋の歩道を渡り切った所で、
信号のない橋のたもとの横道からでてきた車に、
衝突されてはね飛ばされました。

幸いにも乗せていたバカボンは、膝と肩の打撲のみで、
全治二週間の診断、骨折もなく軽傷ですみました。
一世号も見た目には大きな破損もなく、
塗装し直せば何とか乗れると思われました。

修理にかかる費用を見積もってもらい、
保険会社も了解。
修理してもらおうと思ったら、
長年の疲労がどっとでたのか、
タイヤが破れ、ペダルもガクガクして
とても見積もり金額では足りず、
この古いけれど愛着のある一世号を
修理するよりも、新規に購入した方が安いと判明!

ごめんね、一世号!
Farewell、Adieu!となった次第です。


長らくおつとめありがとうございました。
在りし日のオレンジラッカー一世号です。fa9e3d4b.jpg

盗まれて別れることはあっても、
自ら処分するのは初めてです。
今年は最後まで、
別れがついて回る年でした。
いやはや、疾風怒濤の二ヶ月でございました。
ようやく、ちと落ち着きを取り戻し、
物を書くという作業に目を向けられます。

気がつけばすでに師走ではありませんか!
一体この1年、何をして来たのでしょうか?

今年は日本にとって、試練の年でした。
北から南まですべての日本人が3/11の痛みを共有しました。
東日本は福島は、どう救済されるのでしょうか?
未だに光りは見えて来ません。

そして昨年の11月末から今日まで毎月、
私のまわりでも人の死なない月がありませんでした。
私のこれまでの人生でも最悪の年でした。
逝く人を送るだけの年なのでしょうか?

大きな災厄の起る年には、
身の周りにも不幸が続くという、
負の連鎖が呼び起こされるようです。

95年の阪神大震災の時には、
母と共に、癌と闘いました。
母は逝き、私は生き残り、
16年を経て、
今また多くの人との別れを経験しています。

今度は年をとった分だけ、
現実の重みを跳ね返す力が弱まっています。
葬儀の知らせを受けるたびに、
『もう、いやだ!もう参列したくない!』と
弱々しい声が頭の中で響きます。

今年は、
親戚やごく親しい身内のような大切な人や、
同じ時代を生きてきた
少し年上の先輩ミュージシャンの方々が
相次いで亡くなられました。

『みんな、順番。そういう年回りになってきたのよね』
なんてしたり顔で言える人は、まだ大丈夫!
自分にお鉢は回って来ないと信じていられる人だから。

16年前は、まだ今より数段若く、
背負っている大きな責任を全うしなければと、
そればかりで駆け抜けたので余裕がなく、
自分の病気や身内の死に対しても、
気落ちしたり、さめざめと悲しむ暇さえ持てなかった。
今のように生きることへの不条理や憂鬱を感じることもなく、
ある意味明快でふっ切れていたようにも思える。
なのに、このところの無力感には全く抗う術もなく、
日々じくじくと絡めとられて逃げられずにいる。
致し方ないが、どうしようもなく不快だ・・・
なんて純文学のアプローチみたいかな・・・

私の人生で二人めの自死にも出会い、
どんなことがあっても、
自分の責任を放棄するそれだけはしてはいけないと、
断言できるようにもなりました。

近しい人の死に直面して、
自分が死ぬのが恐ろしいと感じるのではなくて、
年を取るのが、全ての面で衰えていくのが、
実に辛いとつくづく感じさせられた
この秋でした。

ひとが生きて死んで行く、
その人の世の習いがひしひしと身に沁みる
年の瀬です。

今日は夕食に山盛りのカキフライを揚げました。

海老フライも揚げました。

野菜揚げはズッキーニ、パプリカ、いんげん。

お昼に買い物に行った商店街では、
彩りの美しい栗の和菓子を購入。
熱い緑茶と共に仏壇にお供えしました。

お仏壇のお花もすっきりした黄色のミニ薔薇にしました。

今日はバカボンに食べさせようと、
一年ぶりのカキフライです。
揚げ物は一人暮らしでは作る気になりません。
カキフライは亡くなった母の好物でした。
『おばあちゃん、今日はカキフライよ』
『楽しみにしといてね』と
買い物しながら確かに心の中でつぶやきました。

びっくりするほど多量のフライができあがり、
信じられない事にバカボンと二人でほとんど食べてしまいました!

その食事中気付くと、
ちゃんと閉めたはずの食器戸棚の両開きの戸が開いています。
あれれ、閉め方が悪かったのかしら・・・と、
注意しながらしっかり閉めました。

すだちだけでいただく熱々のカキフライは
美味しくて、美味しくて止まりません。
何気なく食器戸棚を見やると、また開いてます。

あれ〜、また開いてる〜
とうとうマグネットがバカになったのかしら〜
もう一回ちゃんと閉めなくっちゃ・・・

それにしてもきょうの牡蠣はおいしいね!
ズッキーニはお塩だけがいいよね!
ビールがすすむね〜!
おつまみの沖縄もずくもいいお酢かげんで。
ほい、ビールもう一杯ね!

ありゃりゃ、また開いてる・・・
・・・・・・・う〜む?
『ごめん、おばあちゃん、約束したよね』
あたふたとカキフライと海老フライ、
お野菜も盛り合わせてお仏壇に供えました。

本来ならば、ホトケ様には、
まず最初にお供えすべきなのに、
空腹のためすっかり忘れてました。

おばあちゃん大好物のカキフライ、
『こっちこっち、お供え忘れてまっせ!』と、
注意を喚起したのでしょう。

食い意地ははっているが、
霊感にはとんと縁のない私、
天の声は聞こえませぬ。

『これこれ、はよ気づいてえな〜』てなことでは、
なかったでしょうか。

三度目の正直で、お供えしてからは戸棚は開きませんでした。

う〜む、冥土に行っても食い意地はってるのね〜!

だって、初物のカキフライは食べたいよね〜!

食器戸棚、古くなってるから変えた方がいいって〜?

いいんだよ〜別に信じなくても〜〜〜

Steve Jobs   1955  〜 2011
まっすぐにこちらを見据えるJobsの写真に添えられるのは、
この一行だけ。
Appleのフロントページです。


あなたのおかげでiMacに出会えて、
このブログも書けるようになった私です。
ITの世界をほぼ何も知らない私でも、
偉大なsoulが消えたという喪失感があります。

八月にCEOを降りた時から、
この日の来る事は予測できました。
げっそりと痩せて、もう危ないのかなと危惧していました。

彼の逝去と前後して、
iPhone4Sというversionが売り出されましたが、
これは4SつまりFor Steveを表しているのかな・・・などと
思う私はセンチメンタルに過ぎるでしょうか?

彼の創造性を失って、
ここからIT世界の歩みはslow downするのではないか、
などと考えたりしてしまいます。

身の周りに目を転ずれば、
我が街淀川区で、維新の会の区民会議が開かれました。
橋下徹府知事の掲げる大阪都構想を、
この耳で確かめたくて足を運びました。

まずは受付で署名します。         7744d42a.jpg

土曜日の夕方です。
普段着の高齢者がほとんどです。

私よりも若い世代はほとんど
見当たりません。





483f609f.jpg
驚いたことに、
身体検査用の
金属探知機が設置されていました!

持ち物は、
空港と同じく、カゴに入れます。
でもそのカゴ自体を探知機に通さないので、
これでは凶器を携帯品に隠し持っていても、
発見できません。

ちょっと間抜けな検査です。



淀川区選出の維新の会の市会議員二名、
府会議員一名、f76476bb.jpg
他区の維新の会議員二名、
有識者三名、
そして橋本府知事が参加です。


橋本知事は、この時間までに
すでに何カ所かの区民会議に出席されていたはずですが、
ぴったり時間通りに現れました。
声はへたってましたが、元気です。

SPが7〜8人会場警備にあたっていて、
ステージ脇で目を光らせています。

会場を占めるじいちゃん、ばあちゃんのほとんどは、
地元議員の親族縁者、そして支持者と思われます。
若手議員は席まで挨拶回りをしておられました。
私のように自主的に政策に興味を持って参加した者は小数派のようでした。
参加人数は約250人というところです。

私は橋本人気で会場満員かと思いましたが、
参加者は高齢の地元商店主、中小企業のオヤジ風、
リタイヤ世代とこれからの社会を形作っていくはずの世代が
全くと行っていい程見当たりません。

元アナウンサー風の女性一年生議員が司会を受け持ちますが、
PAチェックをしてないので、音量、音質ともに聞こえが悪く、
後ろの方から、『声小さいよ!』と怒声が上がります。
ほんとにいつもこういう光景に遭遇するとイライラします。
出て行って手伝ってあげようかと思いました。

公けの場所においては、如何に中身の濃いことを発言または表現しようと、
人に伝わらなければ意味がないという事実を把握できていない、
こういうことは政治家、または表現に携わるものとして、
当然知っていなければならないことです。

Jobsのプレゼンテーションを見習いなさい!といいたいです。
スタッフが行き届いていませんね。

右往左往の数十分が無駄に過ぎました。

教育の学校選択制や地下鉄民営化、
敬老パスの存続、そして地元の旧市役所の跡地利用などについて、
具体例をひいて議員間で議論を喚起し、
そこから都構想に導いて行く手法は、
さすが弁護士出身という橋本知事らしい論法でした。

維新の会の目指すところが、
既得権益でがんじがらめになっている役所の機構に対する挑戦であり、
必ずしも全ての論点に諸手をあげて賛成する訳ではなくても、
マイナス面よりもプラス面を考えようというその姿勢は、
好ましいと感じられました。

それと同時に、論じられているこれからの社会を牽引するはずの現役世代が
会場に殆ど見当たらない事実にがっかりさせられました。

確かに私を含めた高齢者は時間があるから、
こういう集会にも参加できるのかもしれません。

その話をして嘆かわしいと断ずる私にバカボンが言います。
『おふくろだって若い時に政治に興味なんかなかったでしょ』
『現役は忙しいの、そんな暇ないの』

確かにその通り、若かりし頃は自分のことだけで精一杯でした。
自分自身の生き様に固執しなくなったから、
他人を思いやることができるようになったのかも。

維新の会、応援しまっせ〜!
がんばってや〜!!!


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プロフィール
HN:
びわももよもぎ
性別:
非公開
自己紹介:
枇杷、桃、蓬はもう一生食べられないアレルギー体質の私。
アレルゲン山ほどの世の中で、
負けずに闘う
アレル(荒れる?)バスター、
ここにあり〜だぞ!!!
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