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大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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 BBCの『QI』というお笑いクイズ番組が、
広島と長崎で二重被爆され、昨年亡くなられた山口さんを
『世界一運が悪い男』とジョーク交じりで紹介、との記事を読みました。

YOU TUBEでBBCのその番組を見たところ、
俳優でもある司会者は山口さんのことを、
この二重被爆体験で“He Became A Hero ”と言っていました。

スタジオの出演者も笑い場内からも笑い声が聞こえます!

欧米人のユーモア感覚には、
ついていけないと思うことがたびたびありますが、
これは論外です。

英語圏、特にアメリカ人のHero好きには、
文化的な背景の違いというだけでは説明できない
理解不能な面がありますが、
英国人お前もか!!!というかんじです。

第二次世界大戦当時の日本人と違い、
欧米人の兵員としての意識は、
『お国のために死ぬ』ことではなく、
『捕虜になっても生き残り、脱出して再度戦う』、
それがHEROと讃えられる資格のようです。

それゆえ司会者は、
山口さんが二度の被爆にもかかわらず、
生き延びたことを指して、
“Unluckiest man”であり、“Hero”だと表現したのでしょう。

しかし山口さんやその他の被爆者の方は、
VICTIMであって、HEROなどと呼ばれたくないはずです!!!
被爆された方はほとんどが戦闘員ではなく一般市民だったのですから。

核による唯一の被爆国である日本人の被爆体験が
風化して忘れ去られようとしている現実がここに見て取れます。

核爆弾の引き起こす被爆体験がどれほど非人道的で
むごいかの認識が、欠如しているのです。

人は自分の経験からしか物事を判断できません。
他人の痛みを完全に理解することなどとうてい無理なのです。
連合軍として原爆投下の責任の一端を担っていたとしても、
被害を受けた当事国ではない英国人、ましてや60年余りも
前の事実の認識が風化するのは避けられないことでしょう。
だから、二度も被爆するなんて〜不運の極みだね〜アッハッハ〜
となった訳です。

勿論、彼らの不明、非礼は許せません。

YOU TUBEにもBBCは偏向しない、良識のある機関だという認識を
改めなければならない・・・という書き込みもありました。

しかしながら、私自身バカボンに、広島、長崎の話をしたことがありません。
今、学校ではこの歴史的な事実を教えているのでしょうか?
戦争を終わらせるためには有効な手段であったという戦勝国側の言い分を、
拳をふりあげもせずに飲み込まねばならないのでしょうか?

『何言うとんねん、もし反対の立場に立って、
自国に核爆弾落とされたら、お前らそんな言い訳で納得できるんか〜
ど阿呆!!!』と言ってやりたい!
始めて国内にテロ攻撃を受けていきり立ち、
報復に一国の体制を破壊したんじゃないの、君たち!
自分にだけ都合のいい論理を振りかざすんじゃないよ!!!

何年か前、題名は忘れましたが核爆弾がアメリカ国内で爆発し、
生き残った人たちが国家の再生を誓うところで終わる映画を見ました。

勿論、ただのお気楽ハリウッド製ディザスター映画と思えば、
腹を立てることもなかったのでしょうが、
そのあまりの楽感主義に『あ〜これがアメリカ人なんや!』と、
怒る気も失せて呆れはててしまいました。

現在の核爆弾は広島、長崎型の原爆など比べ物にならない威力を持っています。
誰かが生き残れると思っているなんて・・・
きれいな顔をした男女が、間違いを正し新しい歴史を作るのだ〜
なんて終幕で言ってるのです!!!

たとえ生き残った人間がいたとして、
放射能の半減期は一体何年だと思ってるの!
その間草木一本地上に生えないんだよ!
そんな外気に触れるところで集まって演説ぶてると思ってるのかよ〜!!!
映画つくるのに、核爆弾について調べたのかよ〜!!!
テントの中で呻いてる怪我人なんてありえないんだよ!
人間を含めて、地球上のあらゆる生物が一瞬にして消滅するんだよ!!!
こんな事実に反した非常識な映画をつくれるくらいの知識しかないから、
核の使用は適切だったなんて平気で言えるんだよ〜馬鹿野郎!!!

ちょっと瞬間湯沸かし器が加熱して、話がそれましたが、
20代の終わりに仕事ではじめて広島に行ったとき、
原爆ドームをみておくことは、
日本人としての義務だと思いました。

整った町並みの中で、
原爆ドームから被爆直後の惨状を思い浮かべる事はできませんでした。

ただ経済の高度成長期を経て、
汚れてしまった川や外気に慣れた私にとって、
広島の町のあまりにも清々しく濃い木々の緑と、
流れる川の水の澄明さに胸をつかれました。
何もかもが失われて、そして今ここに至ったのだと。

被爆体験を語れる方が戦後65年を過ぎて、数少なくなっておられるそうです。

私たちが歴史を知らないのでは、BBCに抗議することもできません。

自分のことばかり考えていた若い頃が、
ある意味なつかしく、また恥ずかしく思えます。
歳のせいか最近では、
生きるということは次の世代に命をつないで行く事なのだと
納得できるようになりました。
残された人生は自分のためだけにではなく使いたいな、と思うこのごろです。

さて、思いついたが吉日、
早速バカボンにメールでレクチャーしなくっちゃ!
また、おふくろどこか具合でも悪いかと心配されるかな・・・
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プロフィール
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びわももよもぎ
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自己紹介:
枇杷、桃、蓬はもう一生食べられないアレルギー体質の私。
アレルゲン山ほどの世の中で、
負けずに闘う
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ここにあり〜だぞ!!!
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