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大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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先日来、建物も人と同じく老いていく〜なんて、
老朽化によるガス漏れの話で、
感傷的な言辞を吐いておりましたが、
もっと現実的に大変な事が起っていました。

昨年11月、
我が老朽・自称マンション・集合住宅三階の住人より、
風呂場の排水が逆流し、悪臭がするという訴えがありました。
管理組合では業者に依頼して通管調査を実施しましたが、
異常は認められませんでした。

がしかし、その後も数軒の住人より同様の訴えがあり、
1階の汚水管回りを調査したところ、
1階のテナント室内のパイプシャフト内に汚物が逆流して
溜まっていることが判明。
1階地中埋設汚水管の調査を実施しました。

1階テナント(現在は空室)室内の床下に位置するマンホールを
開けてびっくり!!!
汚物が満杯状態で詰まっており、ジェット噴射による通管作業を
試みると、砂利がバケツに5〜6杯も出てきました。
(どうりで詰まって逆流する訳だ!)
体内を覗く内視鏡検査と同じく、内視鏡で配管内部の様子を
見ようとしましたが、滞留物や配管の破損(?)部分に遮られて
内視鏡が前に進めず、根本的な対策が必要と判断されました。

現在空室であるテナントのオーナーにお願いして、
排水の逆流を防ぐための仮設配管をテナント室内に別途設置して
時間を稼ぎ、地中の排水管の破損状況を調べることとなりました。

その結果、
地中の排水本管の継手(接着部)がずれて隙間ができており、
(地震のためかどうかは不明ですが、地盤沈下によると思われます)
まわりから地中の石や砂が排水管内部に入り込んでいることが、
分かりました。

わたくし、本年度の管理組合理事の一人でございます。
おずおずと聞きました。
『じゃあ、そこへ流れ込んでいた排水
(つまり、ウンチやその他もろもろ)は
どこにいったんですか?』
業者の社長さん、アホな事聞くなよとばかり、
気の毒そうにわたくしを見て、
『土中に流れ出ています。』
『水分は地面にしみ込みますが、汚物は堆積します。』
うぎゃ〜!!!

この問題を解決するためには、
建物地下に埋まった排水本管を取り出し、
新品に取り替えねばなりません。
そのためには一階の床下をビヤーっと剥がさねばならず、
その際には、ものすごい音と臭いが発生します。
現在空室のテナント4部屋に隣接する5室は現在入居中です。
うぎゃ〜!!!

おまけに工事費用が約1500万円!!!
うぎゃ〜!!!

老いるとは高くつくと同義語だったのね!
でもお金で修復ができるのは、
建物だからだよね〜!

同じ建物に住む顔見知りの女性陣は口々に、
『人も建物も古いからね〜』
『しょうがないね〜』と、
老いを受け入れて、
善処しようという姿勢です。

皆さんご自分の身体の不調や加齢に、
思いを馳せておられるご様子。
分かるな〜、その気持!

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びわももよもぎ
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自己紹介:
枇杷、桃、蓬はもう一生食べられないアレルギー体質の私。
アレルゲン山ほどの世の中で、
負けずに闘う
アレル(荒れる?)バスター、
ここにあり〜だぞ!!!
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