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大阪のJazz Studio"K'z"のブログ
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 二日ぶりの晴れ間です。

鼻歌まじりで自転車置き場へ・・・

あれれっ?・・・どこだっ?

うっそ〜!
オレンジラッカー君がいないよ〜!
またどこかに置き忘れた〜?

数回の恥ずかしい顛末を経て、
『盗られた〜!』と騒ぎ立てることはひかえて、
記憶をたどります。

昨日、一昨日は雨降りでした。
自転車には乗りませんでした。

その前日、つまり三日前はというと・・・

駅前の銀行に駐輪、そこから所用でバスに乗車・・・

あ〜っ! 
帰りは車で送ってもらい、すっかり愛車のことを失念。

ドタバタと停めたはずの駅前の銀行へ・・・ないっ!
最愛のオレンジラッカー君の姿は見当たりません!

前回の行方不明時には数十メートル先の道ばたに移動してた、
ひょっとして今回も・・・ないっ!

あんな不細工なママチャリを盗む人がいるとは思えぬ!
きっとどこかに移動させられて、ママのお迎えを待っているに違いない!

 銀行の表、裏道、スーパーの前、
考えられる側道を探しまわるワタクシ。

出来の悪い子ほど可愛いのたとえ通り、
何度も行方不明から帰還した器量の悪いオレンジラッカー君には、
切っても切れない縁と愛着があって、あきらめきれません。

昨日までの二日間は雨だったので、
お上の営利誘拐自転車狩り(スイマセン)で連れ去られたはずはない。
今度こそ誰かにカドワカされたのかも・・・うぇ〜ん!

そんなはずはないと思いつつ道路を横断、道ばたを見て歩くと、
雑多な不法駐輪自転車の車輪の下に白い紙が!

この場所に不法に駐車された自転車は、
お上の逆鱗にふれて4月22日拉致したによって、
身代金を支払い取り返しなさいと書かれてあります。

もう二度と我が子に会えないかもと思いかけていたので、
かどわかしたのがお上と分かって一安心。
お金払えば返してくれるのね、あ〜よかった・・・


 
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 前回のちっとも笑えない話を読み返してみたところ、
瞬間湯沸かし器が加熱暴発して、
論旨に乱れがみられます。

お恥ずかしい次第です。

しかしながらアホ〜、バカ〜と罵っている部分については
訂正するつもりはありません。
決して筆がすべったのではありませんから。

英国のBBCの話をしていたのに、
急に矛先がアメリカに向いたりして論旨が一貫せず、
言いたいことが多すぎて舌ったらずになり、
ちょっと整理せねばならぬ・・と、
また筆をとりました。

日本のテレビやマスコミ報道だけではなく、
BBCの放送の当該部分を視聴された方は、
BBCの謝罪とその釈明の仕方に納得されると思います。

良識のBBCとはいえ、
あくまでこの番組はお笑いクイズ番組であり、
日本の民放テレビ局で垂れ流されるタレントやお笑い芸人さんたちの
出演するおバカヴァラエティと何ら変わる事はなく、
出演者やスタジオの一般参加者に良識を期待するのが
間違いなのかもしれません。

ただ取り上げたテーマが、
我々日本人にとっての虎の尾を踏んでしまったということなのです。

BBCは日本の皆様に不快な思いをさせて申し訳ないと謝罪、そして
『日本の視聴者にとっての、(原爆という)題材の微妙さを考えれば、
(お笑い)番組で取り上げるには適切でないと
人々が感じた理由は理解できる』というものでした。

この番組の司会者は俳優でなかなかいい演技をする人ですが、
彼が山口さんの二重被爆を紹介、
商用で広島にきていた山口さんが原爆投下で大やけどをしたが、
列車は運行していたので三日後に長崎にたどり着きと説明すると、
その言葉にかぶって、
番組出演者の一人であるこれも俳優のAlan Daviesが
笑いを取ろうと横から病院に入ったの?とちょっかいを出し、
そしてスタジオ内の番組参加者から笑い声が上がり、
司会者はそのコメントをフォローしようと、
いやいやそこでまた原爆の投下にあったのだと付け加え、
そして司会の落とし所として、
その事実で山口さんはヒーローになったのだと結んだのです。

私の昨日のブログの記述では、
日本のマスコミ報道の論点である二重被爆の事実を
『世界一運が悪い男』と笑いものにしたことに怒るのではなく、
ヒーロー論に論点が移行してしまったことへの十分な説明がなく、
論旨の展開に違和感があったと反省、これを書いています。

たしかにBBCの謝罪にある通り、
お笑い番組で取り上げるべき題材ではなかったと思います。
また、お笑い番組で取り上げられてしまうほどに、
日本人の被爆体験が風化して、
その切実さが忘れ去られているということなのです。

しかしながら、彼ら(番組制作者)は
山口さんを侮辱しようとしたのではなく、
彼らなりの良識で、山口さんを“Unluckiest  man in the world”であり、
それゆえこの体験で“He became a Hero”と祭り上げたのです。

彼らの文化では“Hero”と呼ばれる事は最高の賛辞です。
この締めのコメントを日本のマスコミは報道していません。
字幕にも載せていません。
そして番組全体の雰囲気として、
被爆者を笑い者にしたとしている訳です。

私はBBCに組する者ではありませんが、
どこか一社くらいこういう見方もあるという意見を出してもいいと思うのです。

しかしそれとは別に、
この番組への抗議がただの抗議で終わってはならない!
世界の認識がこうなってしまっているということを踏まえて、
日本国内だけで不満をつぶやくだけではなく、
この事実を忘れ去られる事なく世界に発信するべきだと思います。

それがアメリカなどで見られる戦争終結のための原爆投下容認論への、
アホ、バカよばわりにつながりました。

ここでお断りしておきますが、
この点だけで私をアメリカ嫌いと早合点しないでください。

戦後生まれの私はアメリカ文化で産湯をつかったのです。
良きにつけ、悪しきにつけアメリカという国の懐の大きさには、
心底畏敬の念を抱いています。

がしかし、突然噴出してしまった私のヒーロー論は、
これもまた、アメリカの映画やテレビドラマが一貫して描き、
また国民感情として確かに存在する、
ヒーロー礼賛に対する私なりの???なのです。

日本には敗戦以来、ヒーローは存在しません。
ヒーロー、英雄という言葉自体を使用することに
気後れする我々なのです。
自国のためにと、
戦争に駆り出されて亡くなられた方が祀られている神社に
一国の宰相が公式に参拝することすら、
他国から責められるという状況です。

この件については、また別の機会に書きたいと思いますが、
現在ごく普通の日本人の感覚で、
ヒーローという言葉でイメージされるのは、
スポーツなどでよい成績をあげる選手だけでしょう。

欧米人の持つ、無私の精神で人のために何かを成し遂げるヒーローという
イメージは今の日本人の日常の中には見当たりません。
私などは、戦争などで、ヒーローという言葉で行動を美化して、
物事の本質から目を背けさせようとしているのではないかと、
彼らのヒーロー礼賛に懐疑的になってしまいます。

それゆえ、BBCの司会者の善意から出たであろう
“He became a hero”という言葉にも反応してしまったのです。
戦争でHeroなどありえないではありませんか!
戦争での勝者は悪を糾したからHeroですか?
戦争に勝利したから善でHeroなのですか?
敗者は悪だから負けたのでしょうか?

広島、長崎以降も世界中で戦争が行われています。
夜間爆撃の砲火の映像をまるで
テレビゲームみたいだと思ってしまう我々です。

65年間の平和は亡くなられた多くの方の命の上に築かれました。
しかしその上に安住してはなりません。
平和な暮らしは自分の手でまもらなくては!


 BBCの『QI』というお笑いクイズ番組が、
広島と長崎で二重被爆され、昨年亡くなられた山口さんを
『世界一運が悪い男』とジョーク交じりで紹介、との記事を読みました。

YOU TUBEでBBCのその番組を見たところ、
俳優でもある司会者は山口さんのことを、
この二重被爆体験で“He Became A Hero ”と言っていました。

スタジオの出演者も笑い場内からも笑い声が聞こえます!

欧米人のユーモア感覚には、
ついていけないと思うことがたびたびありますが、
これは論外です。

英語圏、特にアメリカ人のHero好きには、
文化的な背景の違いというだけでは説明できない
理解不能な面がありますが、
英国人お前もか!!!というかんじです。

第二次世界大戦当時の日本人と違い、
欧米人の兵員としての意識は、
『お国のために死ぬ』ことではなく、
『捕虜になっても生き残り、脱出して再度戦う』、
それがHEROと讃えられる資格のようです。

それゆえ司会者は、
山口さんが二度の被爆にもかかわらず、
生き延びたことを指して、
“Unluckiest man”であり、“Hero”だと表現したのでしょう。

しかし山口さんやその他の被爆者の方は、
VICTIMであって、HEROなどと呼ばれたくないはずです!!!
被爆された方はほとんどが戦闘員ではなく一般市民だったのですから。

核による唯一の被爆国である日本人の被爆体験が
風化して忘れ去られようとしている現実がここに見て取れます。

核爆弾の引き起こす被爆体験がどれほど非人道的で
むごいかの認識が、欠如しているのです。

人は自分の経験からしか物事を判断できません。
他人の痛みを完全に理解することなどとうてい無理なのです。
連合軍として原爆投下の責任の一端を担っていたとしても、
被害を受けた当事国ではない英国人、ましてや60年余りも
前の事実の認識が風化するのは避けられないことでしょう。
だから、二度も被爆するなんて〜不運の極みだね〜アッハッハ〜
となった訳です。

勿論、彼らの不明、非礼は許せません。

YOU TUBEにもBBCは偏向しない、良識のある機関だという認識を
改めなければならない・・・という書き込みもありました。

しかしながら、私自身バカボンに、広島、長崎の話をしたことがありません。
今、学校ではこの歴史的な事実を教えているのでしょうか?
戦争を終わらせるためには有効な手段であったという戦勝国側の言い分を、
拳をふりあげもせずに飲み込まねばならないのでしょうか?

『何言うとんねん、もし反対の立場に立って、
自国に核爆弾落とされたら、お前らそんな言い訳で納得できるんか〜
ど阿呆!!!』と言ってやりたい!
始めて国内にテロ攻撃を受けていきり立ち、
報復に一国の体制を破壊したんじゃないの、君たち!
自分にだけ都合のいい論理を振りかざすんじゃないよ!!!

何年か前、題名は忘れましたが核爆弾がアメリカ国内で爆発し、
生き残った人たちが国家の再生を誓うところで終わる映画を見ました。

勿論、ただのお気楽ハリウッド製ディザスター映画と思えば、
腹を立てることもなかったのでしょうが、
そのあまりの楽感主義に『あ〜これがアメリカ人なんや!』と、
怒る気も失せて呆れはててしまいました。

現在の核爆弾は広島、長崎型の原爆など比べ物にならない威力を持っています。
誰かが生き残れると思っているなんて・・・
きれいな顔をした男女が、間違いを正し新しい歴史を作るのだ〜
なんて終幕で言ってるのです!!!

たとえ生き残った人間がいたとして、
放射能の半減期は一体何年だと思ってるの!
その間草木一本地上に生えないんだよ!
そんな外気に触れるところで集まって演説ぶてると思ってるのかよ〜!!!
映画つくるのに、核爆弾について調べたのかよ〜!!!
テントの中で呻いてる怪我人なんてありえないんだよ!
人間を含めて、地球上のあらゆる生物が一瞬にして消滅するんだよ!!!
こんな事実に反した非常識な映画をつくれるくらいの知識しかないから、
核の使用は適切だったなんて平気で言えるんだよ〜馬鹿野郎!!!

ちょっと瞬間湯沸かし器が加熱して、話がそれましたが、
20代の終わりに仕事ではじめて広島に行ったとき、
原爆ドームをみておくことは、
日本人としての義務だと思いました。

整った町並みの中で、
原爆ドームから被爆直後の惨状を思い浮かべる事はできませんでした。

ただ経済の高度成長期を経て、
汚れてしまった川や外気に慣れた私にとって、
広島の町のあまりにも清々しく濃い木々の緑と、
流れる川の水の澄明さに胸をつかれました。
何もかもが失われて、そして今ここに至ったのだと。

被爆体験を語れる方が戦後65年を過ぎて、数少なくなっておられるそうです。

私たちが歴史を知らないのでは、BBCに抗議することもできません。

自分のことばかり考えていた若い頃が、
ある意味なつかしく、また恥ずかしく思えます。
歳のせいか最近では、
生きるということは次の世代に命をつないで行く事なのだと
納得できるようになりました。
残された人生は自分のためだけにではなく使いたいな、と思うこのごろです。

さて、思いついたが吉日、
早速バカボンにメールでレクチャーしなくっちゃ!
また、おふくろどこか具合でも悪いかと心配されるかな・・・
 地上波とはとんと縁のない私。
しかしながら、NHK受信料は支払っております。
たまにいい映画やドキュメンタリー、
民放ではなかなかスポンサーがつかないであろう
音楽番組などを、放送してくれるからです。

朝の連ドラや大河ドラマなんて、全く興味がなかったのですが、
たまたまBSでこの新しい大河ドラマの番組案内に迷い込み、
その丁寧な歴史的背景説明に惹かれて、
日曜夜にチャンネルを合わせました。

驚きました!
重厚な歴史ドラマかとおもいきや、
若年層のNHKばなれを意識してか、
戦国時代の武家社会とも思えぬ脚本の軽さ!

そしてその現代むけのセリフ回しに似合った、
コメディーのような演出!!!

江役はどこかでみた演技パターンだな・・・と思ったら、
ひょっとしてあなたはノダメちゃんではありませんか?!

戦国の世に翻弄される女性の人生を描くという、
番組案内に興味を惹かれてチャンネルを合わせた私でしたが、
豊臣家と徳川家に関わる悲劇の三姉妹の末の妹、江役が、
着物を着ただけのノダメちゃんでは感情移入の術もありません。

ノダメちゃんの演技にダメ出しをしていないということは、
演出家の意図がそこにあるということでしょう。
徳川家康役の北大路欣也も豊臣秀吉役の岸谷五朗も意図しての、
軽妙な演技です。

三姉妹の母であるお市の方役には久しぶりの鈴木保奈美さんが
扮していて、長女の茶々役の宮沢りえさんと親子というには、
無理がありすぎます。

あげつらうと、あれもこれも気に入らないのですが、
江が父を討たれた敵とばかりに、秀吉の居室を訊ねて
その背に馬乗りになるシーンで呆れ返って、
チャンネルを変えました。

いかに話を面白くするためとはいえ、
戦国時代の武家の娘が侍大将に馬乗りになるなど、
全くありえない話で、NHKはこの大河ドラマを
ノダメカンタービレのようなコメディータッチの、
寓話にしてしまうつもりなのだと理解しました。

創作ではない歴史上の人物を、コメディータッチに脚色するのは
非常に力量の要る作業です。

NHKがどのようなコンセプトでこの作品を制作しようとしているのか、
NHKウオッチャーの方はしっかり見届けてくださいませ。

私の趣味には合いませぬ〜!



 いやいや、猛反省しております!

昨年来の情けない数々の諸行状、
いかに他に選択肢がなかったとはいえ、
こんな政党に一票を投じたなんて!!!

民主党なんかに投票しちゃだめなのに〜!と、
飲み会で言われた時は、『だって他に選択肢がなかったんだも〜ん』
なんて深く考えもせずに言い訳してた私。

ほんとに勉強不足で考えが至りませんでした。

政権交代したら、時間はかかるかもしれないけど、
自民党政権時代の膿みを出してくれるかも・・・と。
もちろんおいしいことばかりの公約なんて、実現できっこないし、
どこかで現実と折り合いをつけて具体的な政策の検討に
入っていくしかないだろうと。
まっすぐに問題に立ち向かって、
誠心誠意の努力が見えたら、有権者、少なくとも私なら、
公約違反や〜!と揚げ足とることはないと思うけどね・・・

しかるにここまでアホやったとは!!!
内部抗争してる間に一番大切な国民の知る権利を
蹂躙して、隠蔽したことの反省もなく居直った。
若い政権だから、多少のことは大目に見ようと思ってたのに・・・
民主主義の根幹を否定したら、信頼を失うと何故分からんのか!
内輪もめしてる場合やないで!!!

おまけにただただ総理の椅子に執着して、
かおるちゃんを引き入れるなんて!!!

我が身の不明を恥じるばかりでございまする。

空き缶内閣などと悪し様に罵る人、数あれど、
それは天唾、主権者の我々を映す鏡でございます。

我々が選び間違えたのです!
責任は我々にあります!

私たちがこの私たちの国について目を見開き、
耳をすまして、今何が問題なのか、何が大切なのか、
正しい判断ができるように勉強致しましょう!!!

遅まきながら目覚めた私でございます。
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びわももよもぎ
性別:
非公開
自己紹介:
枇杷、桃、蓬はもう一生食べられないアレルギー体質の私。
アレルゲン山ほどの世の中で、
負けずに闘う
アレル(荒れる?)バスター、
ここにあり〜だぞ!!!
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